歯科医院のための
組織開発コンサルティング
株式会社ユアプロジェクト

今年の求人対応は終了されましたか?

皆さんの医院では今年の求人対応を終了されましたか?

 

当社のクライアント様は、あと2件が来年まで持ち越しとなりました。

去年の求人に比べて、今年は歯科衛生士よりも助手さんの求人に苦戦している模様です。

 

さて、歯科衛生士の新卒の求人については、

2017年3月の国家試験の不合格者が多く出たので、不安な学生は、

年内に就職活動を積極的に行っていない可能性があります。

歯科衛生士学校としては、年内に就職先を決めて、国家試験対策に集中してほしいところですが、

学生さんは在校生の何倍もの多くの求人票をみると、焦って決めなくても…

という気持ちにもなります。

やっと臨床実習が終わって冬休みに入り、模擬試験の結果を眺めながら、

就職はどうしよう…とやっと頭を切り替えた学生さんも多いはず、

多くの歯科衛生士学校がある地域では、新卒採用はもう少し先になるかもしれません。

 

ところで求人対応では、求人票の作成を体験された方はご存知だと思いますが、

決まったフォーマットに記入するのは案外めんどうで大変なものです。

先日、訪問した先の求人担当のスタッフは、

「院長に全部(近隣)の衛生士学校に求人票を出してほしいと言われて、すごく大変だった。

だから入ってきた新人がすぐに辞めるようなことは絶対にしてほしくない!」と話していました。

育成を担当するスタッフも、新人さんが辞めるというのはとてもショックを大きな受けます。

もちろん、医院の運営上も大きな痛手です。

 

でも、求人対応の大変さを知らないスタッフも多く、

「なぜ、すぐに求人してスタッフを増やしてくれないの?」

「忙しくて教えるのが大変のに、動けない人は入れないでほしい!」

「私のときより、時給が上がっている」など、他人事のように不満を口にされます。

そして、求人サイトで勤務する医院の求人情報を閲覧すると、クリックごとに費用がかかることなど知らず、

暇なときに眺めているなんていうこともあるようです。

 

求人採用のこと、新人スタッフ育成のこと、

現在勤務するスタッフさんにご理解いただくべきところはしっかり話し、

共に戦略的な取り組みで、医院にとって必要な人を確保していただきたいと思います。